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kurobox proにdebian lennyをインストール

Debianの新しいバージョンlennyがリリースされましたね。

lennyからは、玄箱proのサポートが追加になりました。
昨年にはカーネルにも玄箱proのコードが追加されたし、
ずいぶん楽にdebian化できるようになりました。

現在私のkurobox-proはsushi-kさんの作ってくれたdebian化キット
を使ってdebian etchがインストールされている状態です。
このままアップデートしてlennyにすることもできますが、
そうするとアーキテクチャーがarmのまま変わりません。
lennyからはarmel(EABI版らしい..)というアーキテクチャーが
追加されていて、arm(OABI)アーキテクチャーは
そのうち更新されなくなるみたいです。
現在でも一部のパッケージ(openjavaとか)はarmelしか使えません。

armからarmelに更新する方法はArm EABI Howtoの後ろのほう、
Migrating arm install to arm EABI installtionに書かれていますが、
debian提供のインストーラーも使えるようになったみたいなので、
この際一からインストールしなおしてみることにしました。
以下、その手順です。
なお、元ネタはInstalling Debian on the Kurobox Proです。
途中トラブルがなければシリアルコンソールは使いませんが、
ブート環境を変えるのでそのあたりでトラブった場合は
必要になります。

1.バックアップ
最悪ハードディスクの中身が全部消されてしまうので、
必要なものをバックアップする。
/etcとか/bootとかユーザーデータとか

2.flashブートにもどして再起動

(まったく新規のインストールの場合はここから)
3.時間を正しく設定する
元ネタではrdateを使うようになっるけど、
なぜかうまくいかなかったので、普通にdateコマンドで設定

4.パーティション /dev/sda1がなければ作成
/dev/sda1はカーネル(uImage.buffalo)を入れるパーティションなので、
そんなに大きくなくていい。(50MBとか?)
fdiskでパーティション作成後、mkfs.ext2 /dev/sda1 または mkfs.ext3 /dev/sda1
私の場合はすでに ext3で作成済みだったのでそれを使う

5.インストーラーをダウンロード
カーネルも新しくなる。
カーネルのサイズは少し小さくなってます。

mount /dev/sda1 /mnt/disk1
cd /mnt/disk1
wget http://ftp.nl.debian.org/debian/dists/lenny/main/installer-armel/current/images/orion5x/netboot/buffalo/kuroboxpro/config-debian
wget http://ftp.nl.debian.org/debian/dists/lenny/main/installer-armel/current/images/orion5x/netboot/buffalo/kuroboxpro/initrd.buffalo
wget http://ftp.nl.debian.org/debian/dists/lenny/main/installer-armel/current/images/orion5x/netboot/buffalo/kuroboxpro/uImage.buffalo

6.config-debianを実行
/dev/sda1がext3の場合は、config-debianを修正する
頭のほうの、.. mount | grep ext2 ... の部分を ext3に修正

実行は sh config-debian

もしも違う名前のカーネルが起動するようになっていたら、
nvramでuImage.buffaloにもどす。
(普通は大丈夫。こんな地雷をふむのは私だけかも)

7.ubootenv.bakと/dev/mtdblock1をバックアップ
config-debianを実行するとubootenv.bakというファイルが作成される。
もともとのu-bootの変数の値が入ってる。
mtdblock1の中身をバックアップするには、
cat /dev/mtdblock > mtd1
元ネタではusbメモリーにコピーするようになってたけど、
私はsamba経由でPCにコピー。
どっちのファイルも念のためとっておくだけで、
この先使うわけではない。

8.インストーラー開始
再起動すると、しばらく電源ランプがチカチカして、
それが終わるとsshでアクセスできるようになる。
ユーザーIDはinstaller、パスワードはinstall
これでインストーラーが起動する

インストーラーを進めていってパーティション作成のところで、
デフォルトだと今ある/dev/sda1を無視して新しく/boot用のパーティションを作っちゃうし、のこりすべてをrootfs(/)用に使ってしまう。
私はrootfsと後にsambaで共有するための領域を分けておきたし、すでにパーティションが作られている状態なので、manualで作成。
- すでにある#1(/dev/sda1)を選択してmount pointに/bootを選択、
  bootable flagをONにする
- すでにある#2(/dev/sda2)を選択してmount pointに/(root)を選択
  新規インストールの場合はこのパーティションはないので
  新しく作成。
  rootfs用なのでサイズは数ギガ(私は10Gにしてる)
- すでにある#3を選択してスワップに使うを選択
  新しく作る場合はサイズは256MBぐらいかな?

インストーラーの最後の方で追加機能の指定画面がでるので、
File Serverを選択(sambaのことのようだ)

9.インストール後
インストールが終わると再起動されてlennyが使える状態になっているはず。

sshを使ってrootでアクセス。
 uname -aの結果:
  Linux kurobox-pro 2.6.26-1-orion5x #1 Sun Jan 11 17:19:11 UTC 2009 armv5tel GNU/Linux
 dpkg --print-architectureの結果:
  armel

10.インストール後必要になると思われる設定
ホスト名の変更。
デフォルトではDEBIANになっている。/etc/hostnameを修正する。

fw_printenvのインストール
 apt-get install uboot-envtools
 cp /usr/share/doc/uboot-envtools/examples/kurobox_pro.config /etc/fw_env.config

 nvramのかわりにfw_printenv fw_setenvが使えるようになる
 
 micro-evtdパッケージはデフォルトでインストールされていて、
 miconaplの代わりにmicroaplが使える
 (例) microapl -a temp_get

sambaの設定。
/etc/samba/smbusersというファイルを新しく追加。
 linuxユーザーとwindowsユーザーのマッピングをするファイル
 (例)
  john = "John Doe"
smb.confの修正
 [Globals]セクションに、
  username map = /etc/samba/smbusers
 という行を追加
SWATにアクセス
 ブラウザーでhttp://<kuroboxのipアドレス>:901/にアクセス
 rootでログイン
 GLOBALを選択、netbios nameを変更。(デフォルトはDEBIAN)
PASSWORDを選択、ユーザーを追加

ホスト名を変えたのでもう一度再起動して、
あとは普通に使えると思います。


  



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